アーリーリタイア・軽飛行機で空を飛ぶ

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成功法則:逐次投入で勝つということ

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*あらかじめお断り。この記事は「マリアナ沖海戦」をお題に成功法則(特に資産運用)を探るのが目的であり、かなり面白おかしく加工してます。ご了承お願いします。

数字や理論ばっかりの記事。美術関連の記事などを応援していただいている素敵女子やナイスガイのみなさんへこの動画で埋め合わせ希望。ごめんなさい。。。

https://www.youtube.com/watch?v=Rjzf_cWzlp8

 

 

さて、古今東西の兵学で、勝つための定石として「大軍で、寡兵の敵をボコる」というのがあり。ナポレオンは、プロシア、イギリス、ロシアと周りを敵に囲まれていながら、これらが合流して巨大にならないうちにうまく「各個撃破」して、ヨーロッパを席捲しました。

映画だと特殊部隊とかが大軍をバタバタ倒し殲滅しますが、現実はその逆で、多少の技術的な優位は物量の前にはかなわず。中国古典でも「大軍に兵法なし」としています。

 

すなわち「全力をもって分力を討つ」というのが定石となり。

 

一方、すごい大軍を持っているのに、少しづつしか兵力を使わないというのは、もっとも忌むべきやり方とされています。これを「兵力の逐次投入」といいます。

 

まじめな日本の空母艦隊は、せいぜい15分で200機近い飛行機を発進させて、雲霞のごとき大編隊を形成するという離れ業を行っていました。ただ、集中発進にこだわりすぎて、ミッドウエーでは4隻の空母で「ちょっと準備に遅れている空母がいるから、残りのみんなも発艦をあと5分待ってね!」とやったら、まさにその5分にアメリカ爆撃機に襲われ壊滅、ということも起きたりしましたが、これは偶然・例外に類するものと考えます。

南太平洋海戦(1942年)。この時はまだ勝っていた

https://www.youtube.com/watch?v=Wkd7n-4D5-Q

 

 

その後のマリアナ沖航空戦(1944年)となると、数的な優位がアメリカに移ってしまい。日本側498機に対して、アメリカは倍近い901機を参加させ、日本は「アメリカから『マリアナの七面鳥撃ち(Great Marianas Turkey Shoot)』と揶揄される壊滅的敗北(Wikipedia)」を喫してしまいました。

 

「七面鳥撃ち」の背景には、日本の編隊がアメリカ空母に近づく前にレーダーでばっちり捕捉されてしまうなどあり。余裕で迎撃態勢を整えたグラマン戦闘機には、重たい爆弾を積んだ攻撃機はまさに七面鳥だし、零戦も技量未熟のパイロットが多く、簡単に撃墜されてしまった。

 

といって、航空戦は消耗戦であり、敵も味方もバタバタ落とされる。ろくな防弾設備もない日本機は、パイロットも助からず、老練なパイロットは多くが死んじまい。一方アメリカは、開戦時は女性とデートとか、ダンス踊ってばっかりで操縦は下手だったけれど、何度落とされても防弾装置や手厚いレスキューにより生き延び、開戦後3年のマリアナでは、大ベテランに成長しており。パイロットの技量も逆転していたのでした。

 

とまあここまではフツーの分析ですが、飛行機運用の面から見たら、アメリカの一方的勝利が成立するための恐ろしい前提条件が隠れていたのです。

 

その前提条件は「逐次投入」。

何を隠そう、アメリカが「徹底的な戦力の逐次補充をしたから勝った」

あれ?逆じゃないの?

いやいやこれで正しいのです。

 

零戦とグラマン(出展:https://ameblo.jp/headhunterslovebass/entry-12379202409.html

 

 

主要な空母決戦において、日本、アメリカそれぞれ半数を喪失という恐るべき数値が出ています。ミッドウエーは、上記の「魔の5分」があり、日本は事実上全滅。(数値は英文Wikipediaから引用)

 

日本

アメリカ

海戦

参加

損失

損耗率

参加

損失

損耗率

珊瑚海海戦(1942.05)

139機

69機

50%

128機

69機

54%

南太平洋海戦(1942.10)

136機

92機

68%

199機

81機

41%

ミッドウエー海戦(1942.06)

248機

248機

100%

233機

150機

64%

*珊瑚海での米軍損失は97機という情報もある。Battle of the Coral Sea - Wikipedia

 

ところが、マリアナ沖海戦ではこのバランスが大きく崩れ。

日本側は事実上壊滅。

しかし、アメリカはなんと10分の一程度の損害で済み。「七面鳥狩り」となってしまいました。

 

あれ、アメリカは損耗していないの?

アメリカ空母の格納庫に「4次元ポケット」があって、たとえば5機使用不可になるごとに、4次元ポケットから新たに3機出てきます、なんてのがないと計算があわないじゃん?

 

実は、アメリカはちゃっかり「4次元ポケット」を用意していたのです。

その名も「補充空母」

 

https://www.youtube.com/watch?v=ObC6ADklar8&list=PL5sXxxTRrpt5jIVjXnblGD_y5w4vMjxvZ

 

 

 

続きは→ホームページ「アーリーリタイア・軽飛行機で空を飛ぶ」のブログ最新記事でご参照ください。

 

 

*このブログは、ワールドプレスHP「アーリーリタイア・軽飛行機で空を飛ぶ」のHatenaスピンオフです。以下、主要な項目のリンクに飛びます

◎精神世界:自己客観視の獲得からさらなる進化へ

◎経済的自由:まずは先立つものを。。。資産1億の達成

◎飛行機生活:小さな自家用機でいろいろ飛んでいます