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獣の刻印:ワクチン第2回接種

 

f:id:flightfreedomneko:20211013185443p:plainワクチン接種は

前回の第1回接種時に、保健所のお兄ちゃんから「2回目は予約はいらないし、どこの保健所でもいいから。じゃあね。しっしっ!」と注射を打つや否や追い払われてしまい。

でも、ものすごく心配だったのです。

第1回接種は、インターネットで事前予約が必要であり、しかも多数の保健所が満杯で、遠い郊外の保健所しか空きがなかった(ブラジルの首都ブラジリアに住んでいます)とか、そもそも変なポップアップが出てきて「年齢をごまかす奴は、連邦区検察庁がひっとらえてボコるので覚悟しろ」と恐喝され、なかなか素直に予約の画面までアクセスさせてくれないとか、当局側は「接種なんてしてやる気はないが、仕方なく」という感じ全開だったので、2回目に限って、いつでもどこでも、予約もなしに、黙って座ればはいOK、なんてあるのだろうか?

第1回目の時の保健局のワクチン予約画面。カツアゲのポップアップ

 

 

「第1回接種証明書」にしても、小さな紙きれ1枚に、頼りないハンコと手書きで小さく接種日と2回目の予定日が書いてあるのみであり。こんなので「ワクチンパスポート」になるのだろうか?と心配のタネは尽きず。

簡単に偽造できそうな接種証明書

 

 

同じ時期に、サンパウロ州では、かっこいい接種証明書を発行しており。

サンパウロ州知事が接種証明書を見せびらかしているところ。

https://jovempan.com.br/noticias/brasil/vacina-do-butantan-no-braco-diz-doria-ao-receber-a-segunda-dose-da-coronavac.html

 

 

なるほど、そうゆう事かと納得しました。

 

ご存じボルソナロ大統領は「コロナなんてカゼだ!ワクチンなんかいらん!」というのを側近とかがなだめすかして接種実施に持ちこみ。大統領のお膝元ブラジリアでは、保健所の人たちも、目立たないよう、まるで悪いことでもやっているかのように、となってしまい。

接種証明書も、狂犬病ワクチンだのなんだと同じ用紙の隅に申し訳程度に。。。となってしまったようです。

 

一方、ドリア知事(サンパウロ)になると、「悪のボルソナロと戦う正義の州知事」という演出ができるので、大喜びで「かっこいい接種証明書」だの「ワクチンパスポートの集会所での提示義務づけ」だのを強調して、あわよくば次期大統領に。。。という魂胆が丸見えになっています。

 

政治家は、コロナ対策なんて実はどうでもよくて、都合の良いように利用しているにすぎず。医療関係者は、政治家に振り回されながら、なんとか感染爆発を食い止めようと悲惨な戦いを強いられてしまっています。

 

ううむ、どこかのアジアの島国みたいだ。

さて、小市民の側から見れば、どうやって政治家に騙されずに自分の生命と健康を守るか、になり。

 

ワクチンパスポートが義務化となれば、ワクチン接種していないと、その辺のスーパーへラーメン買いに行くこともできなくなっちゃうかも?

 

接種するしないの決断が、実はワクチンの医療面での有効性ではなく、政治家による強権的な規制への備え、という本来あるべき判断基準とかけ離れた理由になってしまっており、泣きます。

 

といって、ワクチンが全然効かないか、というと、そうでもないらしく。

◎すでに存在していたコロナ株に対しては、まあまあ重症化を防ぐかもしれん

◎デルタだの次々生まれてきている変異株に対しては、もしかしたら重症化を防ぐかもしれん

 

など、医療面での効果もあるかもしれん、ので、ぼくは前向きにとらえて、2回接種を完了しました。3回目があれば、すなおに受けようと思っています。

 

一方、ワクチン打ったところで、ADEなど懸念は生じてもコロナ撃退には程遠く。巣ごもり、マスク、3密ダメ!ゼッタイ!で、COVID自身が、本当にカゼ程度まで弱体化するのを待つしかないと思っています。

 

ともあれ、いつでもどこでもはいOK、という第2回接種。ほんとかいな?

知り合いからの情報では

◎第1回目と同じ保健所に行ったら、前回と違うワクチンだからだめ!(アストラからファイザーに変わったなど)と、追い返された。

◎一方、全然違う保健所に、指示されていた第2回接種の期日より前に行ったけど、すぐ接種してくれた

などなど、てんでばらばら、ちぐはぐな対応になっており。

 

要するに、「いつ、どこにどの種類のワクチンをどれだけ準備できるかわからない」→「2回目はどことか指定できない。いつでもどこでも好きな保健所に行きな」となっていたようです。

 

やばいぜ!どうしよう?

 

さすがに市民の懸念が保健所に伝わったか?保健局のサイトをのぞいてみたら、こんな感じに改善されていました。


カツアゲのポップアップもなく、フレンドリーに改善。

 

9月9日の第2回接種(Segunda doze - 9/9)はここです、みたいにアストラゼネカが接種できる保健所がずらっとならび。一般アテンドの時間や、ドライブスルーの時間帯なども記載され、9月24日までに第2回接種を指定されていた人たちも、9月9日にはもう接種していいよ、と明確、親切に記載されています。ファイザーやCORONAVACなども別画面で開くようになっています。

 

毎日更新しているので、接種当日に再確認の必要あり。ブラジルで毎日更新なんてすごいですよね。。。。

誰かが、連邦区の保健局長にでも「おっさん、市民をコケにしたらあかんで。月の出る夜ばっかりやおまへんさかい、夜道に気いつけなはれや」などと、タウルスをぶらさげて「ご挨拶」に行ったのかもしれません。

Taurus 38口径リボルバー

https://www.casadotiro.com.br/sub-categoria/cal-38/100/

 

 

もっとも、サイト上のUBS1 ASA NORTE保健所が、地図上には存在せず。後になってUBSではなくSAP1 ASA NORTEであることが判明したりとか、そもそもUBS1がASANORTE, GUARA, LAGO NORTE等々そこらじゅうにあり、結局、現場に到着するまで、サイトに書いてあった情報が正しかったかどうかわからなくなっていたのでした。ははは

 

ぼくの場合は、お家から14分で、いつも飛行クラブへ行く道にあるLAGO NORTEのUBS1に行くことにしました。幸い、ちゃんとアストラぜネカの第2回接種をやっており、安心しました。

 

保健所はこんな感じ。

それほど行列もなく。到着から40分で接種完了しました

 

 


プレ・トリアージの次はいよいよ接種受付へ。

「年齢詐称しておらんな?本当にアストラゼネカでいいな?覚悟はいいね?」と聞かれました

 

 

いよいよ屠畜場じゃなかった接種場へ。

 

 

続きは→ホームページ「アーリーリタイア・軽飛行機で空を飛ぶ」のブログ最新記事でご参照ください。

 

 

*このブログは、ワールドプレスHP「アーリーリタイア・軽飛行機で空を飛ぶ」のAmebloスピンオフです。以下、主要な項目のリンクに飛びます

◎精神世界:自己客観視の獲得からさらなる進化へ

◎経済的自由:まずは先立つものを。。。資産1億の達成

◎飛行機生活:小さな自家用機でいろいろ飛んでいます