アーリーリタイア・軽飛行機で空を飛ぶ

不労所得で資産を守ってのんびり暮らす

オリンピック考

2月初め時点で東京都の1月の新型コロナの感染者について、Response.jpの報道によると3万9664人となり、月単位では昨年12月の2倍を超え。

今夏の東京オリンピックの開催については、感染拡大が続くなら「中止もやむを得ない」が46%、「予定通り開催すべきだ」はわずか15%にとどまった。

との報道がありました。(全文はhttps://response.jp/article/2021/02/01/342698.htmlご参照)

 

アスリート側の見解としては、number.bunsyun,jpでシドニーオリンピックから3大会連続で出場した陸上選手の談話が載っていましたが、要約は

◎オリンピックというショーは“メダルを取れる可能性のある選手たち”が出れば成立する。

◎選手が求めるものは「観客」。選手は観客の存在に無意識下ですごく影響を受け、“奇跡の一瞬”みたいなものは、だいたいが観客と選手との不思議な関係の中で成り立っていたりする。

となっている。(全文はhttps://number.bunshun.jp/articles/-/846913ご参照)

 

ぼく自身は、最近まで、「これはアマチュアスポーツをゆがんだ形で利用してきた権力への、神の罰だ。コロナ禍を機会に当面中止。営利そのもののショービジネスに転化してしまうくらいなら、廃止した方が良い」と考えていました。

日本が貧しかった戦後は、オリンピックでメダリストが出るたびに、国民も「ぼくたちも復興、回復、勝利できるんだ!」という希望でいっぱいになり。

そういう希望をもたらすという意味では大切だった。

1964年東京オリンピック。TVは白黒でした

 

しかし、勝ちたいばかりに、恐ろしいゆがみも生んでしまい(人の命が軽すぎる)。

ぼくが子供の頃、女子バレー日本代表チームがブラジルまで親善試合に来ましたが、女性選手を罵倒しぶん殴る日本の監督に、ブラジル人観衆は「虐待だ」と戦慄していました。一方、ブラジルチームの方は就学旅行みたいな感じで、ストレート負けはしたが、どちらがスポーツかというと、ぼくはブラジルだと思います。

 

戦時中の悪夢のような軍事教練を持ち込んでいた、当時の日本チームのあり方に、ぼくは賛成することができません。

幸い日本は裕福になり。女子バレーも「楽しさ」「人権」が優先されるようになったと理解します。それで負けたっていいじゃないですか。

オリンピックで誰が勝とうが、コロナの特効薬ができるわけでなし。

 

さて選手側の見かたとして。

オリンピックに比べてはるか下ですが、僕もしがない「古流剣術選手」として、ブラジルでの全国大会に参加してメダル頂いた経験があり。全剣連剣道と違って観客があけっぴろげに熱狂できる環境で、おおおおー!と大歓声となり。選手として、たしかに悪い気はしませんでした。

写真は全国大会ではなく、日本のとある大学との親善試合です。

背中を向けているのが僕です。かっこわるいな。。。。

 

でも、それが目的でもないし、観客なんてなくても、それより全国の二天一流剣士が集まり、研鑽度合いを文字通り「試し合う」得難い機会において、自分の納得する面が打てるかどうかが、なにより大切だった。

 

というわけで、無観客試合でも全く問題ないですけどねーでも冒頭のアスリートは「観客に元気頂いています!」だそうで、オリンピックはちがうのかな?

近代陸上草創期の世界大会で、とある選手が転倒し、靴ひもを結ばざるを得なくなったとき、他の選手はいっせいに立ち止まって結び終わるのを待ったという伝説あり。

 

スポンサー等に気兼ねせずに、選手同士で納得した試し合いができる、そんなオリンピックになったらいいですね。

 

ではでは。。。

 

*アメブロ用に半分の字数にしたため、大切な部分を圧縮して強引に結論になっちゃってます。できれば全文→ホームページ「アーリーリタイア・軽飛行機で空を飛ぶ」のブログ最新記事を読んでいただけたら幸いです。

 

 

*このブログは、ワールドプレスHP「アーリーリタイア・軽飛行機で空を飛ぶ」のAmebloスピンオフです。以下、主要な項目のリンクに飛びます

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