以前、コロナワクチンの導入というお題で、ブラジルのほにゃららで支離滅裂な対応 について投稿しましたが、実は日本も。。。。と思い当ってしまったので、記事にします。
江戸時代、「現状維持の伝統墨守政策」により天下泰平を得ていた日本ですが、その間、下剋上の戦国状態だったヨーロッパ諸国が「仁義なき覇権争い」でボコりあい。その過程で科学、工業を大発展させたため、動脈硬化した日本は取り残されてしまい。黒船来航で植民地化つまり「使い捨ての奴隷にされてしまうぞ!」という危機にさらされ、必死に文明開花し、日清、日露と恐ろしい戦争に無理矢理勝ちぬき、満州や中国に攻め込んで西洋帝国主義勢力に対抗しました。
しかし、ここで恐ろしい不条理が正当化されてしまいます。
それは「科学の遅れを人命で取り返せ」。
日中戦争が勃発すると、食うや食わずで戦地に放り出された日本兵たちはコレラなどに罹患してしまい。で軍の幹部がどういう命令を出したかというと、重病の兵を民家のなかに詰め込んで、逃げられないように戸や窓を封鎖したうえで、民家に火をかけさせて文字通り「焼却による滅菌」をしたのでした。屋根のすきまから、元気な兵がせめてもの。。。と水筒を小屋の中に投げ入れた、などの記載があったと記憶しています。
この状況を、「中国では300名くらいの人の命なんてふっと消えて草もなびかない」といった人もいたようです。
この時点で、「個人の命なんて何の価値もない」と身をもって思い知らされてしまった日本人が大量に生産されてしまいました。
戦争が終わると、こんどは廃墟から復興しなければ生きていけない、となり。ないない尽くしの日本がつぎ込めるものといえば、やはり「人の命」でした。
「うまくいった社会主義」「ジャパンアズナンバーワン」とおだてられながら、「奇跡の戦後復興」を成し遂げた日本。しかし、それは「滅私奉公」「終身雇用」つまり、実は共産諸国の強制収容所における無期懲役と変わらない「24時間戦えますか」の世界に否応なくけりこまれてしまっていたことに他ならず。
労働のみを本能的に繰り返す働き蟻として、意志や感情を抹殺されてしまいました。
パブなどで、夜の女性の心にもないお世辞を喜んでしまっていませんか?
上司やお客さんに、心にもないお世辞がすらすら出てしまっていませんか?
その時、あなたは心を持たない虫になってしまっているのかもしれません。
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ではでは。。。